私は若いころに帆船で働いた経験があります。
私が乗った帆船は、投稿した写真の船そのものではありませんが、似たような船です。
二度の航海で、一度は大西洋、一度は太平洋の横断でした。
私は訓練生という一番下っ端の立場での乗船で、船の知識、海の知識は全くなく、掃除、帆の上げ下ろし、ロープ引き、舵の操作など、言われたことをやるのみでした。
太平洋横断の航海は日本を出発して目的地がハワイだったのですが、到着までが約三週間という、狭い船上の生活では気が遠くなる期間でした。
それでも、ハワイに向かうのだから、気候は暖かくて多少快適に過ごせるだろう、と思っていたのですが(出発は1月3日でした)航路を聞いたところ、一度北上してそれから南下する、とのこと。実際、ハワイに着く3日ほど前までは、ずーっと寒く天候も悪かったのを覚えています。
それにしても、なぜそのような針路をとったのか不思議でした。普通にまっすぐハワイに向かったほうが早く着くんじゃないかと思ったからです。それにもっと暖かくて快適だったはず。
それを航海士の人に言うと、海流と風向きの関係でその方が早く着くから、との回答でした。
そして、その当時は、というか、つい数日前まで「そういうものなのか」と、航海士の言ったことを信じていました。
しかし、あれから三十年近く経った今になって、もしかしたらそれは違ったんじゃないか? と思うようになりました。
地球は球体ではなく、フラットな可能性を知ったからです。
もしフラットアースが本当なら、あの時、日本からハワイへは、実際には北上して南下したのではなく、単に真っ直ぐ進んでいっただけなのでは? とふと思ったのです。球体を平面にした場合、直線だと思っていたところの距離は伸びてしまい、遠回りになってしまいます。ですが北上して南下したように進めば、フラットなら最短距離で行ける。
ただ航海士の人が地球が球体ではないと知っていた(信じていた)とは思えません。まだ三十年前のことで、フラットアース論などなかったと思われるからです。とすると、なぜその針路をとったのか?
確かにエンジンを使わない帆船では、気候や海流に左右されるのかもしれません。しかし、向かい風でも前に進める帆船で、わざわざそこまで針路を変える必要があるのか、常に天候の悪い航路をとって、大幅に遠回りする意味があるのか。
もしかしたら「北上して南下する」というのは、海路を勉強する上で常識だったのかもしれません。理由は分からないが、その方が早く着く、と。そして実際に早いから、海流やら風向き、といった不確定なことを、あとから理由付けをしたのかも。
私はその後、海の道へは行かなかったので、海図や海路について勉強しませんでしたが、もし勉強していたら、逆にフラットアース論など鼻で笑っていたかもしれません。海図がある、実際にそのとおり行っているのだから間違いがない! と言って、凝り固まった考えから抜け出せなかったかもしれない。
しかし、そもそも、その勉強した教本そのものが間違っていたら? 地球は丸い、という考えありきで計算式などが作られたのだとしたら、地球は丸い、という考えありきの答えしか出てこない。スタート地点が違っているのだから、答えも当然違ってくる。
そう考えてみると、自身の信じてる知識や常識がいかに不確かなものかが分かってきます。
これまで信じていたすべてのことを一度疑ってみて、そこに矛盾がないか、おかしなことはないか、じっくり考えてみなければ、真実は見えてこない。
そういったことに気付かせてくれたのがラプトブログであり、ラプト理論です。ラプト理論には矛盾がない。
ラプトさんは世間の「常識」にはとらわれず、真の真実を追求されています。
この地球は球体ではなくフラットで、宇宙は存在しない。進化論も重力も嘘。
私達は長い間、騙されていました。
すべての真実が明らかになることを願います。