ここ最近、以前より感覚が鋭くなってきているような気がします。
様々な物事に対して感動して、涙が溢れることが増えているのです。
私は映画が好きで、これまでたくさんの映画を観てきました。しかし信仰生活を始めてからはどの映画を観ようとしてもつまらないと思えてしまい、あまり観ることも無くなり、見始めたとしても途中で観るのをやめてしまう作品がほとんどでした。こんな映画を観ているくらいなら、聖書を読んでいた方がいい、と思ってしまうのです。
それでも最近ちょっと気になる作品があって観てみようという気になりました。
原作が以前よく読んでいた作家のものだった、という理由でしたが、そこまで期待はしていませんでした。
実際、内容はそこそこ、といった感じで、ある意味期待通りだったのですが...
最後の場面になって、感動して思わず涙してしまいました。
その映画はクラシックピアノの演奏の話で、そこまで感動させようという意図があるような感じはしなかったのですが、最後に主人公の演奏を聴いている内に涙が溢れてきたのです。
もちろん、演じている女優が実際に弾いているわけではないのは分かっています。ストーリーもフィクションだと十分承知の上で観ていたのですが、そのピアノを聴いて、純粋にその音楽に感動していました。
私にはピアノの知識は無く、弾くことも出来ません。それでもクラシック音楽は好きで、たまにBGMとして(Alexaクラシックをかけて、と言って)聴いたりもしてきました。ただ、クラシックの音楽を聴いて涙を流すほど感動するという経験は、今まであまり無かったような気がします。
ずっと以前「陽の当たる教室」という音楽を扱った映画を観て感動し、涙したことがありましたが、それはストーリーありきで、演奏そのものに感動したという感じではありませんでした。
しかし、今回の映画はそこまで感動出来るようなストーリーではなかったのにも関わらず、純粋にピアノの演奏を聴いて感動して涙してしまったのです。
感動する、というのは理屈ではなく、感じるものなのだなぁ、とつくづく思ったのですが、これも信仰生活をしていて、それまで自身にこびり付いていた世の中の毒のようなものが、完全では無いにしろ、少しずつとれてきたからなのかな? と思ったりもしました。
本来、この世の中には感動できるような素晴らしいもので満ち溢れているのだと思います。
神様が創造されたのだから当然です。
しかしそれがサタンによって歪められ、覆い隠されてきたのでしょう。本当に良いものを良いと思えないように仕向けられていたのかもしれません。
事実、私は子供の頃「クラシックはダサい、古臭い」と思っていました。大人になってからはその考えを改めましたが、それでも少なくとも20代後半くらいまでは、音楽と言えば流行りのポップスやロック、そしてEDMなど、俗にいう「カッコイイ」音楽ばかりを聴いていました。
ですから、クラシックはいいなぁ、と思っても、それは単に歳を取っただけで、クラシックで感動して涙する、などとは夢にも思いませんでした。
奈々さんをはじめ、音楽に長けている兄弟姉妹がたくさんいるように見受けられます。すでに奈々さんの賛美では感動して涙が溢れる経験をしましたが、今後、たくさんの兄弟姉妹が天の音楽を奏で、感動に満ち溢れる音を聴くことが出来る世界になっていくのだろうな、と思うと、本当にワクワクしてきます。
同時に、もっと私自身が信仰を深めていけば、更に感覚が研ぎ澄まされ、更なる感動が味わえるだろう、と思うと、より一層頑張ろう、という気持ちにもなります。
この感動はラプトブログの有料記事に宣布されている御言葉に聞き従わなければ得られないのだと思います。
より多くの人がラプトブログに出会い、御言葉に聞き従って、冷めた世の中にいても感動を得られますよう、心から願います。