とても辛い経験をしました。
ある人とちょっとしたことがきっかけで口論となり、そこから、その人は私に対する不満を伝えてきたのです。それはまったく予想していなかったことで、本当にショックでした。認識の違い、と言えばそうなのですが、そこまで強く私を否定的にとらえていたとは思っていなかったのです。
私はそのことで思い悩み、その日はまったく眠ることが出来ませんでした。それでも神様に意識を向けると、ある案が浮かびました。そこで、翌日、その打開案を伝えたのですが、それをきっかけに、さらに追い打ちをかけるように、深いところまで言及されてしまいました。
言われている最中、頭の中ではそれらに対する言い訳のようなものが浮かんできましたが、彼の言う事が間違ってはいないのも理解できました。ただ、なぜここまで言われなければならないんだ？ という気持ちもあり、悔しい気持ちでいっぱいになりました。そして徐々に追い詰められ「自分はダメな人間だ」と落ち込み、どんどん気持ちが沈んでしまいました。
「自分はどうすればいいんだろう」
そう思って考えてもなかなか答えは出ず、次第に、すべてを捨ててしまおうか、いなくなってしまおうか、と自暴自棄になり、最終的に「自殺」という二文字までが頭に浮かびました。
そこで、必死に神様を呼び求めました。何度も何度も呼び求め「助けてください」と祈りました。
そうしている内に少しずつ落ち着きを取り戻し、その日はぐっすり眠ることも出来ました。
そして明け方の時間、私はすべてを神様に打ち明けました。ダメな自分を認め、さらけ出し、それにしてもなぜ彼があそこまで私に対して不満を持ったのか、という疑問を伝え、ショックを受けて辛かった気持ちを聞いてもらいました。
すると、それまでの不安や辛い気持ちが次第に和らいでいき、不思議と「大丈夫だ」という気持ちで満たされてきました。濃い霧に包まれていたのが、すっと消えて視界が開けたような気になれたのです。そして今後どうすべきかという具体案も思い浮かびました。ただそれをその相手にわざわざ伝える必要もないな、とも思いました。認識の違いがあるのは明らかなのだから、何か言っても反論してくるだろうし、べつに彼の不満を言葉で説明して解消してあげる必要はない、という結論に至ったのです。
ただ、祈っている間に「彼を裁いてください」と願っていたことに対し、悔い改めました。確かに彼は私に対して辛く当たってきましたが、彼の意見は一般的に見れば間違ってはいなかったし、私に対する悪意だけで言ったのではない、と気付いたからです。そしてその根底には（今の私にはない）漠然とした深い不安が彼にあり、それこそが決定的な認識の違いだということも。
それなのに、単に自分を苦しめた、という憎悪の気持ちから、その彼を裁いてほしい、と願うのは間違っていると思ったのです。
今回の出来事で、改めて、神様に出会えていて良かった、信仰生活をしていて良かった、と心底思い、神様とラプトさんに感謝しました。
もし神様を知らなかったら、本当にどうしていいのか分からず、悩みを自分の中にため込み、辛い思いだけをして重圧に耐え切れず、もしかしたら精神的に病んでしまっていたかもしれない。
よく、世間一般では、悩んだら自分だけで抱え込まないで、身近な人にその悩みを聞いてもらいなさい、とか、精神的に病む前に心療内科に行きなさい、とか言われます。
しかし、人に悩みを打ち明けたところで、大した解決策も見つからないし、そもそも、人に自分の弱いところやダメなところをすべてをさらけ出して伝えるなど不可能です。私自身、もし人に悩みを打ち明けるとしても、プライドが邪魔して、格好つけたり、偽ったりして、伝えてしまうと思います。そして、たとえ表面的に解決したように思えても、自分の内側にある強い憎悪の感情や暗い気持ちは晴れないのではないか、と思うのです。それらの感情を抱えているのは本当に辛い。
悩みを打ち明ける相手が神様であれば、自身の弱さもダメなところもすべて知ってくださっているのだから、今更、強がったり格好をつける必要もなく、すべてをさらけ出せます。そして神様に委ねれば、いずれ必ず解決してくださると思えることで、まずは不安がスッとなくなり、実際に解決してくださるし、自分の中の嫌な感情も消してくださるのだから、これ以上の解決法はありません。
日本人は自殺率が高いと言われています。それはおそらく皆神様を知らないからでしょう。だから悩みがあっても打ち明ける相手がおらず、いたとして実際に打ち明けても大した解決には至らず、結果、精神的に病んで、これだけ苦しいなら死んだほうがマシだと思ってしまうのかもしれない。
今現在、悩み苦しんでいる人に、まずは神様の存在を知ってもらいたい。そしてラプトブログで御言葉を学び、信仰を持って、神様の愛の素晴らしさを実感してもらいたい。
今回の経験でさらにその思いが強くなりました。
多くの人が救われますように願います。
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