胸を張って行きなさい

今朝、明け方の祈りのために歩いているとき公園を抜けたところで、危うく自転車にぶつかりそうになりました。

自転車に乗っていた人に「あぶねぇなぁ」と吐き捨てられたため「歩道なんだから、気をつけるのはそっちだろう」と思ったのですが、その直後「自分が下を向いて歩いていたからじゃないか」という思いが浮かび、確かに危ないあるき方をしていたな、と考えを改めました。

寒いということで、どうしても身体が縮こまり、猫背になってしまいます。結果、下を向いて歩いている時間が長いことに気付きました。

河川敷まで来ると夜空にきれいな星が広がっているので自然と上を見上げるのですが、それ以外はずっと下を向いていました。

そこで、両肩をグッと後ろに引き、背筋を伸ばして歩くようにしました。

それまでは猫背で凝り固まっていたのか、背筋を伸ばした体勢で歩くのには常に意識していなければならず、背中の筋肉が筋肉痛になるんじゃないか、と思うくらい力を入れていたのですが、背筋を伸ばしたことで、気持ちが引き締まり、より一層深く祈れるようになりました。

更に、いつもよりも身体が温まっているような気がしました。身体については詳しくないのですが、姿勢を良くすることで血の流れが良くなったのかも? と思ったり。

しばらくそうして歩いていると「義の道を歩んでいくのだから、胸を張って行きなさい」という言葉が頭に浮かびました。

普段、下を向いている時というのは落ち込んでいるときですし、希望に満ち溢れた気持ちになったときに空を見上げます。後ろめたい気持ちの時は下を向いていて、正しいと思っていることをしているときは胸を張って上を向いている。

私はまだまだ悔い改められていない罪が多く、神様の前で堂々と胸を張っていられるほど義の条件をたてられてもいませんが、少なくとも神様に従って正しい道を歩もうと努力しているのだから、上を向いて胸を張って歩くべきだ、と思いました。

なにより、下を向いて地面を見ながら歩いているより、上を向いて広い空を見上げながら歩いているほうが気持ちがいい。
姿勢にしても、猫背よりも背筋がまっすぐ伸びていた方が見た目もいい。

まだ気を抜くと猫背になってしまいます。こうしてパソコンに向かって文字を書いているときもいつの間にか猫背になってしまい、すぐに背筋を伸ばすのですが、やはり慣れていないせいか力をずっと入れていなくてはならず、疲れてしまいます。

それでも、今後も毎日、それこそコツコツと続けていけば、姿勢も良くなっていくのではないかと思っています。

そして、堂々とした見た目だけでなく、中身も堂々と自信に満ち溢れた人間になりたい。そのためにも更に義の条件をたてていかなければ、と思いました。

おすすめの記事