悔しい気持ち

信仰生活を続けている今と、信仰生活を始める前とでは、自分のなにが変わっただろうか?

ふとそのような疑問がわき、それについて色々と考えていたのですが、たくさん変わった中のひとつに「悔しい」「負けたくない」と思う気持ちが強くなった、というのがあることに気付きました。

むろん、それは一般的な物事や他人に対してではなく、サタンに対してです。

信仰生活を始める以前の私は「悔しい」という感情が、欠如とまではいかずとも、とても弱かったように思います。

それは子供の頃からでした。
小学生のころ、私は他よりもほんの少し早く泳げたから、という理由で水泳大会の強化選手に選ばれ、放課後の練習に参加していました。しかし結局ずば抜けて早かったわけではなかったので、補欠で大会には出られませんでした。他にも、駅伝の学校代表として強化練習に参加しましたが、それも補欠だったので大会で走ることはありませんでした。そのことについて、私はずっと「才能がなかったのだから仕方がない」と思っていたのですが、実際には負けて悔しいと思う気持ちが弱く、勝つための努力も怠っていたのだということに、大分後になってから気付きました。
ただ、それを治そうと思うことはなく、逆にどうしようもないことだと思って諦めていたような気がします。

実際、それ以降も、なにかを始めてうまくいかなかったとき、たとえ「出来なくて悔しい」「負けて悔しい」という思いがよぎったとしても、すぐに「才能がないのだから仕方ないか」「まぁいいか」とすぐに諦めてしまい、悔しい思いをバネにして頑張ろう、努力して自分を伸ばしていこう、という気にはなれませんでした。努力しても無駄、努力したところでたかが知れてる、と考えてしまうのは、サタンに洗脳されているからだ、というのはRAPTブログで学んだことですが、まさにそのとおりでした。

RAPTブログに出会い、有料記事を読み始め、信仰生活を始めた当初は、そのような以前の感覚がなかなか抜けず、明け方の祈りの時間にうまく祈れなかったり、聖書を読みすすめることが出来なかったりしても、まだ信仰が幼いのだから仕方ない、と言い訳をして、また明日頑張ろう、とやるべきことを先延ばしにしたりしていました。

おそらく、それまで新しいことを始めたときの感覚からすると、そのままやる気を失い、フェイドアウトして、信仰生活から離れ、もとの生活に戻っていたでしょう。

それが、そうならなかったのは、RAPTさんが毎日のように御言葉を配信してくださったからに他なりません。それによって「今、やらなければ」「頑張ろう」「神様のために努力しよう」という気持ちが日々積み重なっていきました。逆に厳しい裁きの御言葉によって自身の弛んだ気持ちを引き締める、という事も幾度となくありました。更に不思議なしるしのようなものを経験し、それが単なる偶然ではなく、神様がしてくださったものだと御言葉で教えてくださっていたことで、信仰生活を続けていきたい、という気持ちが途切れなくなりました。

そうしている内に、次第に「サタンに負けたくない」「サタンに勝ちたい」という思いが強くなっていきました。

それまでは、なにかに負けても「まぁいいか、仕方ないか」という気持ちがあったのですが、信仰生活において、もしサタンに負けてしまったら、まぁいいか、では済まされない、という危機感に近い感覚が身についていたからだと思います。
肉のことだけでなく、自身の霊のことまで考えるとなおさらです。

ですから、それまで怠っていた「負けないように、勝てるように努力をする」ということを身につけなければ、という思いで、必死で信仰生活を続けてきました。

そのように変われたのも、毎日の御言葉があったからこそです。それがなければ、今頃は自堕落な生活に逆戻りし、なんの希望もなく、不安と心配に苛まれ、なんの努力もせず、成長も出来ず、不満だらけの日々をおくっていたように思います。

本当に毎日のように御言葉を与えてくださっている神様とRAPTさんに感謝しかありません。救ってくださっただけでなく、その救いから離れないよう、常につなぎとめてくださっているのだから。

今朝の明け方も、直前で怠惰な気持ちがわいてきて、外に出るのは面倒だから、家で祈ればいい、という気持ちになりました。しかし自分が家では深く祈れない方が多い、というのは分かりきったこと。

家を出られない特別な理由も無いのに、家を出ず、それで深く祈れなかったら、サタンに負けたことになる。
負けたくない。
そのような強い気持ちで、その「家でも大丈夫」という悪魔のささやきのような感覚を振り払い、打ち勝って、歩き祈りに出かけました。

今日もサタンに勝つことができた。

小さいけれど、こうした日々の勝利の積み重ねによって、自分が強くなっていけるのだな、と思いました。

今後も、サタンに負けたくない、絶対に勝ちたい、という気持ちを強く持ち続け、今まで以上に熱く信仰生活を送っていきたいと思います。

#RAPTブログ #信仰生活 #御言葉

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