一年を振り返ってみる

ここ数日、少し体調を崩していました。
寝込むほどではなかったのですが、少しだるかったり、喉が痛かったり。

それでも明け方の祈りの時間には起きて祈り、断食の日には水だけで通していました。むしろ、早く治すためには、神様に祈り求めなければ、という思いでいました。

ただ妻にはその私の行動が理解できないようで「それでもなにも食べないの? 夜中に起きるの?」と不思議がっていました。

確かに、風邪をひいて体調が悪い時は、食べて体力をつけて寝る、というのが常識です。しかし信仰生活をしていると、このような時こそ神様に祈らなければ、という考えが強くなります。そして一番祈りが通じる時間帯は夜中の一時からだということを知っているからこそ、多少辛くても起きて祈ろうと自分を奮い立たせているのです。

それでも、さすがに体調不良での歩き祈りは体力的にキツイと考え、家で祈るか、もしくは車で山の近くまで行って祈るようにしていました。

それは以前、体調不良だったのにも関わらず無理をして歩き祈りをした際に、とても辛い思いをしたからです。

その時にはなにを悟ったのかな?

ふと、そのような思いがよぎり、その時に投稿した文章を読み返してみました。

まず驚いたのは、その投稿をしたのが、去年の12月27日だったこと。ということは、全く同じ時期に体調を崩している。「一年前と同じ時期に体調を崩すなんて、成長してないじゃん」と自身に突っ込みつつも「その当時よりも家でしっかり祈れるようになっている」と思い「それなら少しは成長したかな」などと気を取り直したりしていました。

一年前に悟っていたのは「重要なのは祈りを捧げることで、歩くことではない。歩くことは方法の一つに過ぎない」ということでした。

当時は、深く祈ることが出来た歩き祈りが嬉しくて、祈るよりも歩くことに意識が行ってしまっていました。しかし、信仰生活は苦行ではないのだから、無理をするのではなく、その時の状況に応じて祈り方を変えてもいい、とにかく「祈れる」ことが重要なのだと悟っていました。

それから一年、私は成長できたのか。

年末ということもあって、一年を振り返ってみてはいるのですが、信仰生活を始めた当初のような恵み深い経験も、驚くべき不思議なしるしもなく、かと言って裁きのような辛い経験もなく、ただ坦々と信仰生活をしてしまっていた感じも否めません。

では、信仰生活は無意味だったのか? というと、そういうことは全くなく、逆に信仰生活をしていて本当に良かった、と思えることがたくさんありました。

その中の一つは、やはり「コロナワクチン接種」に関することです。

これだけ周りの人がワクチンを接種し、皆から「打った方がいい」と言われながらも、全く動揺せず、確固たる自信の中で「接種しない」という選択をすることができました。これは本当に大きなことでした。

もしRAPTブログに出会っていなかったら、そして信仰生活をしていなかったら、ワクチンは危険! という情報にたどり着いていたとしても、それが本当に正しい情報なのか自分自身では判断できず、これだけの人が接種しているのだから大丈夫だろう、結果的に周りに流されていたかもしれません。

しかし、RAPTブログでラプト理論を学び、そして日々宣布される御言葉を聞いていたので、なにが嘘でなにが真実なのかが分かり、間違った情報に流されることなく、正しい道を突き進むことが出来ました。

ですから、それだけをとっても、信仰生活をしていてよかったと思えるのです。

それ以外でも日々の生活の細かい出来事(問題、悩み、怒り、不安)に対して、すぐに神様に意識を向ける、という習慣が出来てきたことで、穏やかに過ごすことが出来ました。

そして、なにかが起きた時は明け方の時間、神様にすべてを打ち明け、その場しのぎではなく、根本的な解決法を神様に祈り求めることで、自然と(いつの間にか)問題が解決しているということが、多々あったように思うのです。

なにより、歩き祈りが習慣化したことで、それ以前とは比べ物にならないほど、しっかりと毎日祈れるようになった、というのが大きかったように思います。

まだ明け方の時間に起きる時の葛藤は残っていますが、いざ祈りを始めてしまえば、祈りの最中の眠気との戦いは、歩き祈りの日に限ってはほとんど無く、また車や家でも、以前に比べるとだいぶ良くなりました。そう考えて振り返ってみると、やはりこの一年で着実に成長出来たのではないかな、と思います。

派手な出来事はありませんでしたが、一歩ずつ前に進み、少しずつではありますが確実に義の条件を積み重ねられた一年だったな、と思いました。

体調はまだ万全ではありませんが、だいぶ良くなりました。
明日の明け方こそは久しぶりに歩き祈りに行けるかな? と思いつつ、ワクワクしながら就寝したいと思います。

おすすめの記事