欲に気付く

今年のはじめ、私は、これからどのようなことが起こるのか、自分はどのように成長できるのか、と希望に満ちた気持ちで過ごしていました。

しかし、次第にそのようなワクワクした気持ちが薄れていってしまいました。以前に比べると明け方の時間に深く祈れるようになっているように思えたし、仕事が忙しい中でも、完璧とは言えないまでも、その他の信仰の柱もたてられている。それなのに何かスッキリしないな、という感覚がありました。

そして昨日の日中「11月11日のような日々を期待していたのに、違う」という思いがふと浮かびました。昨年の11月11日には、深く祈ることができて、自身の欠点に気付き、悟りを得られたのに、このところ、明け方の祈りの時間に、以前よりも深く祈れるようになってはいるものの、新たな悟りも得られず、ただ「祈っているだけ」という感じがしていて、11月11日のような日々を送れていない、と思ったのです。

そのすぐ後、昨日配信された御言葉を聞いていると、それに対する答えがありました。

以前から、その日にふと思いついたことや考えていたこと、そしてインスタに証としてアップしようかな、と思っていたことが、その直後の御言葉にて宣布され「これ、ちょうど思っていたことだ! 書こうと思っていたことだ」と驚いたり、御言葉から疑問に思っていたことが答えとして得られる、といった不思議なことが幾度となくありました。その度に神様を実感し、神様とRAPTさんに感謝していたのですが、昨日の御言葉でも同じようなことが起きたので、少しホッとしたような気持ちになりました。実はスッキリしない日々が続いていたせいか「もしかしたら山羊に振り分けられてしまったのかもしれない」と少し不安になっていたところだったのです。ですから、自身の信仰にズレが生じていないか、気づいていない罪はないか、あったら気づかせてください、と必死に祈り求めていました。

そんな中、祈り求めたことに対しての答えを得られたので、ひとまず安心することができたのです。

そこで、感謝しつつ、さらに祈っていると、自身のズレている部分、そして悔い改めるべき罪が浮き彫りになってきました。

それまでの「スッキリしない感覚」の理由の一つに、少し前に宣布された「新たなことを始めなさい」という御言葉について思い悩んでいた、というのがありました。

信仰生活をするにおいて、これまで個性才能を伸ばそうと打ち込んできたことがあり、それを伸ばして多くの人を伝道し、それによって神様に喜ばれる者になりたい、と願っていました。そして、それをとても楽しみながら行っていました。それなのにそれを捨てなければならない? そう思うと苦しくて、どうしていいのか分からなくなっていたのです。そしてそれ以来、明け方の祈りの時間に、本当に捨てるべきなのか? もし捨てるとしたら、新たに何を始めたらいいのか? と祈り求めていたのでした。

そのことについても昨日の御言葉で答えがあったのですが、それによって私は御言葉を正しく悟れていなかったのだと分かりました。

同時に自身の信仰のズレについても気付くことができました。

私は個性才能について「伝道のため」「神様のため」と思いながらも、実際には「自分がすごいと思われたい」という考えに囚われつつありました。

もちろん、確かに他人にすごいと思われるレベルまで自身を高め、それによって興味を持ってもらった上で「RAPTブログのおかげだよ、神様のおかげだよ」と伝えれば、説得力も増して、伝道できる可能性も高まるでしょうが、その考えが先行してしまっていました。

すごいと思われて興味を持ってもらえるのは大事ではあるけれど、その事を第一に考えてはいけない。一番大事なのは神様への愛によって神様が喜ばれる行いをすることであって、自身の欲を第一に考えるべきではない。

私はいつしか、伝道を理由にして、実際には自身の欲求を満たすために個性才能を伸ばす努力をしていたと気付き、悔い改めました。

さらに、そのように考えていくうちに、今まで自身がやってきたことを、新たな視点でやるべきだ、という考えに至りました。同じことを今まで通り同じようにやっていたのでは、全く変わりがなく「新たなことを始めなさい」という御言葉を地に落としたことになってしまう。新たな視点や切り口でやることで、更に自身を成長させることもできるのではないか、と思ったのです。

今後、さらに御言葉の次元が上がっていく中で、今の自分を客観視したとき、そのまま従っていくことが相当難しくなるのはよく分かります。

ですから、今後も自身の欠点や罪に気付けるよう祈り求め、悔い改めて、日々成長していかなければならない。

そして、信仰生活を続けていくうえで、自身が本当の意味で変わり、神様に喜ばれる者になれるよう、これからも神様に祈り求めて行きたいと思います。

#RAPTブログ #御言葉 #個性 #才能

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