ルート変更/仕事のミスについて

明け方の歩き祈りのルートは固定されているのですが、今日は少し変えてみようと思い、河川敷を上流に向かって歩いていくところを、今朝は下流に向かって歩いてみました。

というのも、数日前、私が河川敷を歩いていると、暴走族風のバイクが河川敷の中の道路まで爆音で入り込んで来ていたからです。

これまでの数か月、河川敷内では人とすれ違ったことさえもなかったため、これは明らかにサタンからの嫌がらせだと思いました。(相手もまさか夜中の二時に人が歩いているとは思わず、驚いたかもしれませんが……)

ただその後、何度か同じ河川敷の道を同じ時間に歩きましたが、そのバイクとは遭遇しなかったので、たまたまあの日だけ? とも思ったのですが、バイクが侵入してくる可能性が出てきたことで、それを気にして歩いていると祈りに集中出来ないし、なによりルートを変えれば気分転換になると思ったため、いつもとは反対方面に向けて歩いて行ったのです。

初めて歩く河川敷の道は広くひらけていて、いつものルートよりも雰囲気が良く、海に向かっているせいか、見上げる空も広く感じました。月が出ていなかったので、暗くて辺りはハッキリ見えませんでしたが、それでも綺麗に整備が行き届いている感じがしました。そして祈りも集中できたため、こっちの方がいいかも、と思えました。「こっちの方がいいよ」と神様が導いてくださったのかも。

この日の歩き祈りでは、最近多くなった自身の仕事でのミスについて聞いてみました。

以前からミスはあったのですが、ここ最近、特に今年に入ってから小さなミスが重なり、以前より仕事ができなくなっている感が否めなくなってきて、どうしたらいいのだろうと悩んでいたからです。サタンの攻撃なのかな、とも思いましたが、それなら一層、神様に祈り求めなければ、と。

そのようなことを考えながら歩いていると「そんなことをいちいち気にしているのか。それがなにか神様の歴史を成すことと関係があるのか?」という言葉が思い浮かびました。
更に「そんな小さなことを気にしているから、サタンはその攻撃が有効だと思い、更に同じようなミスをおかさせようと仕向けてくる。そうやってサタンは小さなミスをおかさせて、仕事という俗的なことに意識を向けさせ、神様に意識を向けさせないようにしているのだ」という言葉が頭に浮かび、そのとおりだと思いました。

確かに、私のミスによって会社の人に迷惑をかけて苛立たせてしまい、それに対して私は、簡単な仕事もろくにできず、ミスばかりでダメだ、と落ち込んでしまっていました。どうしてこんなミスをしてしまったのか、いつもは必ず気にしていることなのに、いつもは出来ていることなのに、なぜ忘れてしまったのか、と、自問自答を繰り返し「はぁ」などと深いため息をついたりして、気持ちが沈んでしまっていたのです。

そしてその間、全く神様に意識を向けられていなかった。

完全にサタンの策略にはまっていたのだと思います。

仕事で多少のミスをしても、いちいち気にしなくてもいい。
それよりも、そのことで神様に意識を向けられなくなることの方がはるかに大きな問題なのだから、些細なミスなど気にせず、絶えず神様に意識を向けるよう心がけよう。そうしていれば、そのうちサタンも「これは効果がない」と判断して、ミスに誘導することを諦めるかもしれない。そうなれば、ミスも減るのではないか。

御言葉を知る前であれば、このような結論はありえませんでした。

仕事を完璧にこなすことが常に意識すべきことで「仕事がよくできる」ということが自身の評価につながると信じていたからです。そしてなにより、仕事は生きていく上でとても重要だと思っていました。だから、仕事が上手くいけば高揚し、ミスをしてしまえば、気持ちもトコトン沈んでしまって、この世の終わりのような気持ちにさえなってしまっていたのです。

しかし、世の中の仕事など、単に生きていくうえで仕方なくやっていることであって、信仰者にとって、生きていくうえでの最重要課題は神様のために働くことなのだから、会社でのちょっとした仕事のミスなど、本当に取るに足らないちっぽけなもの。気にすることは無い。
それよりも、もっともっと神様に意識を向けることが重要なのだ。

そう思えるようになりました。

もちろんミスをしないことが一番ですし、ミスをすれば、その分無駄な時間を過ごすことにもなりえるので、気を付けるべきではありますが、いちいちすべてのミスに対して気にして落ち込むことはないな、と。

そう考えると、気持ちがとても楽になり、軽くなりました。

答えをくださった神様に感謝します。

新たなルートの帰り道は、遠くまで見渡せるまっすぐな一本道で、家に着くまでにはだいぶかかるだろうと思っていたのですが、実際に帰宅した時刻は河川敷で上流の方に向かっていったときとほぼ同じでした。

途中、遠くでバイクの爆音が微かに聞こえました。もしかしたら、今日はあの場所に行ったのかも、そしてこれからもあの道を通るのかも、と思うと、無駄なトラブルを回避するためにも、今後は新たなルートの方がいいかな? と思っています。

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